cave沖縄とは
cave沖縄は沖縄県うるま市にある鍾乳洞です。2018年に観光地になったということで比較的新しい観光地で穴場スポットでもあります。
この鍾乳洞は元々、ヌチシヌジガマ(沖縄の方言で「命をしのぐ洞窟」)と呼ばれていました。琉球時代では内乱に巻き込まれた今帰仁城の王子が逃げ込み命が助かり、沖縄戦では近隣住民300人がこのガマに逃げ込み、約3か月避難しますが逃げ込んだほとんどの人々の命が救われた等、人々の命を度々救ってきたという歴史があります。
以前は戦跡の側面が強調されていましたが現在は純粋な観光地として整備されています。
料金
大人(15歳以上)¥500 子供(3歳以上)¥300
アクセス
石川ICから車で5分 那覇空港からは45分
付近には観光スポットの「ビオスの丘」があります。
私が行った時は新しい施設ということもあってかレンタカーのナビに登録されておらず、結局グーグルマップに導いてもらいました。
駐車場
結構広めの駐車場ですね。
車道から駐車場に来るまでの道は狭いので注意して下さい。車両1台分の幅しかない道が10メートルほどあるので逆方向に行く車両との鉢合わせに注意して下さい。
受付
カードは使用可能です。
ブルーシールのアイスやお土産も売ってました。
トイレ
トイレもあります。個人的な思い出として、写真の一番左の男子トイレは二つの小便器が並んでいるのですが小便器同士の間隔が狭いので、結局、誰かが使用していると使えない、または使いづらかったということをこの写真を見て思い出しました。
鍾乳洞
細くて急な斜面が多いのでまだ歩けない子供を抱きながら見学するのは難しいかもしれません。(急な階段があるのであまり安全とは言えません。)
お子さんを連れて行くとしたらしっかり歩ける年齢に成長するまで待つか、しっかりと固定できる抱っこひもがあると良いと思います。
通路
人ひとりが通るのがやっとの細さです。(衣類が引っ掛からないように注意しましょう。)
中央広場
しばらく洞窟を進むと開けた場所に着きます。水の滴り落ちる音が反響して心地が良かったです。
広場の中央にはお椀のように水が溜まっている池?それとも水たまりでしょうか?があります。中には小銭が投げ込まれてました。よく、神社で小銭が溜まっている池がありますが、そういう場合は近くに説明文が書いてあることが多いと思います。私が確認した限りではそのような説明書きはありませんでした。ということは自然発生的に小銭が投げ込まれていると思うのですが、パワースポットにある池や水たまりにお金を投げ込むのは日本の文化なんですかね?
黄金岩
名前の通り、黄金色に見える岩です。
「触れると黄金に恵まれる?」のでしょうか?私は軽くタッチしておきました。
出口に続く階段
この洞窟の最大の見せ場です。様々な光でライトアップされていて、とても綺麗でした。
階段が急なので注意して下さい。
ハートロック
鍾乳洞の最後にある見上げるとハートの形に見える岩?です。
周辺の草を抜いたら、くっきりとしたハートの形を見ることが出来るんじゃないかな。
混雑状況
私が訪れたのは3月頃で繁忙期でなかったこともあってか非常に空いていました。他の観光客とすれ違ったのが1回程でほぼ貸し切り状態で観光でき非常に快適でした。
まとめ
沖縄には鍾乳洞が数多く存在し、鍾乳洞関連の観光施設がたくさんあります。有名なものだとおきなわワールド内にある玉泉洞等が挙げられます。それらの観光施設の中でCAVE OKINAWAは比較的新しい施設で玉泉洞のように綺麗に整備されているわけではありません。しかし大人一人500円という値段は非常に魅力的です。(←玉泉洞は大人一人2000円です。)
那覇から少し離れているかもしれませんが500円でこのクオリティはコストパフォーマンスがとても良いと感じました。鍾乳洞入門にはちょうど良いのではないでしょうか。
やんばる方面や名護方面に観光で訪れる機会があったら是非訪れてみて下さい。
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